ステ看板の用語集

捨て看板、制作に関する用語説明です。わからないことがありましたらお気軽に電話でお問い合わせ下さい。

シルク印刷

正式名称はシルクスクリーン印刷といいます。印刷業界では最も多く用いられている印刷方法で紙媒体やTシャツ、等 様々なシーンで使用されています。細かい網目の空いた繊維素材にインクを通さないコーティングを施し、薬剤を使用 して、インクを乗せたい箇所のみを溶かすことによって、その乗せたい色の「版」を作成します。

それを、必要な色の分、版を用意して、木などの枠に貼り込みます。枠に張った版にインクを置き「へら」にて こそぎながら刷っていくことによりインクをのせる方法で、スクリーン印刷とも呼ばれています。 ヒロ・ヤマガタやキースへリング・アンディーウォーホールなど、何人もの奇才が表現方法として用いている方式です。

転写印刷

最近、主流になりつつあるフルカラーに対応した印刷方法です。グラビア印刷やスクリーン印刷等にてまず転写紙 と呼ばれる専用のシートに印刷し、熱転写法か感圧転写法で被印刷物に印刷する方式です。
他の印刷方法に比べ立体物や凹凸のある素材にも対応していることから、様々な分野での印刷に用いられています。

アミ版

シルクスクリーン印刷版とは基本的にベタ塗りの濃淡のないもので考えます。但し、アミ版と呼ばれるものもありこれは特殊な版で、色のグラデーションや、100%と30%のように色のパーセンテージによって色の濃淡を作ることが出来る版です。通常のベタ版より多少料金があがります。

4色分解/プロセスカラー

4色は、「CMYK」と略して表現されます。
シアン(Cyan)*、マゼンタ(Magenta)*、イエロー(Yellow)*、ブラック(blacK)* 、黒(Black)の略語がKなのは、Bがブルー(Blue)を色として他の色表示形式に使用されてしまっていたためKとなりま した。(Bkと表示する場合もあります。 )
基本的に、カラーの印刷物はこの4色のアミを掛け合わせることによって全ての色を表現します。雑誌やチラシなどの 写真や色文字 を拡大して見ると、この4つの色の点の粒の大小によって、色を表現しているのが分かります。尚、金や 銀などの特別な色は、掛け合わせによっては表現できないので、既に調合されたインク(染料)を使用します。 このほかにもプロセスカラー(CMYK)では発色が難しい色の場合、特色インキの別版によって色域を補うこおとが あります。蛍光ピンクなどは概ね特色を使用しています。

フォント

文字の形、法則に基づく形式のことを指します。他に書体や書式等と呼ばれてます。 線巾が全て均一になり角張っているゴシック、筆で書いたような文字の形を活字として彫刻するために単純化した明朝体等、何百万種類にも及ぶフォントがあります。代表的なフォントは弊社でも網羅しておりますのでサイドメニューの「書体見本」をご参考に してください。

解像度

ビットマップ画像における画素の密度を表す数値です。 簡潔に言葉にするとややこしいですが、すなわち、画像を 表現するツブ(点)の細かさ を解像度と呼び、一般に1インチをいくつに分けるかによって数字で表します。その単位は ドット・パー・インチ(dpi) になります。 (同じ値をまれにピクセル・パー・インチ、ppiやライン・パー・インチ、lpi と呼 ぶことがあります。)

名付けられた当時のコンピュータのディスプレイの一般的な解像度が72dpiであったため、 現在でもディスプレイでの表示を主な用途として作成したビットマップ画像(写真のデータ画像)は 72dpiを基準に 作られる事が多いです。又、印刷方式にもよりますが、一般的な印刷物では300から600dpi程、フォトクオリティの インクジェットプリンターでは現在(2009.05月現在)1200dpiから2400dpiの解像度を持つ事が多いです。

ただし、家庭用印刷機のうち、インクジェット方式では解像度はドットの密度を指しているので、その解像度で印刷し ても 詳細な部分がつぶれてしまいます。 解像度は本来、画像を表示したり印字したりする機器の特性により定まる 基準なので、画像データそのものに付加される解像度の情報は、「この解像度で表示すると原寸になる」または 「この解像度で表示してほしい」という補助情報になります。捨て看板の4色分解での解像度は入校時200dpi で出力時は100dpiになります。

トンボ

台紙の四隅に仕上がりと断裁の見当アタリを示す線のことを指します。印刷後、仕上がりのサイズ に裁断する位置を示す線。カラー印刷の際は、色のズレを防止するための見当を合わせる役割も持っています。
レイアウト用のソフトでは、 プリントのオプションを選択することによって、自動的につけることも可能です。 クロップマーク、コーナートンボ、レジスターマーク、裁ちトンボ、ともいいます。

校正

校正(こうせい)とは、印刷物の文字や色彩、体裁、内容の誤りや不具合を、予め修正するためのもの。校合(きょうごう) とも呼ばれております。出版に関しては、印刷に先立って仮に印刷を行い、それと原稿の内容を照らし合わせ、誤植や 不備を正します。

文字や数字に限らず、デザインや発色の確認等も行い、発色の確認を行う校正は色校正(色校)とも 呼ばれています。かつて「校正」の言葉は古典作品の写本と別の写本を照合する「校訂」の意味でも使われていました。 当捨て看板工場では有料になりますが色校正のサービスも受け付けております。ですが高額のため、あまりお勧めは できません。色以外の校正はメール添付にてご確認とゆうかたちで送らせて頂いております。

CMYK

CMYK、CMYKカラーモデルとも呼ばれております。色の表現法の一種で、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色 から成ちたち、 CMYKはシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)と色調(Key tone)から頭文字を 1字ずつ取ったものです。
尚、同様の意味でCMYBkと表記される場合はBkはブラックを指します。

RGB

RGBは色の表現法の一種で、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の三つの原色を混合させて色を再現する 加法混色の一種のことをいいます。RGBは三原色の頭文字をとってそう呼ばれてます。ブラウン管や液晶のディスプレイ デジタルカメラなどで画像再現方法として使われています。

同様の表色系に「RGBA」もありますが、これは赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)、アルファチャンネル(Alpha) の略でして、RGBAはカラーモデルとしてはRGBと同様のものですが、アルファチャンネルは透過(透明度)を表現するもので、画像合成などに使われる補助的なデータとして扱われます。
捨て看板工場では、このRGBでのカラー設定でのご入稿は色が変化してしまう恐れが ございますので承っておりません。

JPEG/jpg

JPEG(ジェイペグ)とは、コンピュータ上で扱われる画像データを圧縮する方式の1つです。 またはそれを作った組織の略称でもあります。JPEG方式による画像のファイルにつけられる拡張子は 「jpg」 が多く 使われていますが、 jpeg と表記される場合もあります。 非可逆圧縮の画像フォーマットとして一般的には知られて ますが、可逆圧縮形式もサポートしてます。

ですが、可逆圧縮は 特許などの関係でほとんど扱われてません。 デジタルカメラの記録方式として定着していますが、 デジタルカメラでは様々なオプションを使い、JFIFを拡張してExifなどのフォーマットとして扱われていることも 多いです。捨て看板の画像データですと、かなり高画質でないとクッキリと印刷されない可能性がありますので、 原寸にしたサイズでの解像度が200以上のものをご入稿ください。

DIC

DICとは、大日本インキ化学工業が出版する色見本帳で、同社の登録商標です。 当捨て看板工場では、このDICのカラーチップ(色見本)にて色の調整を工場と行っております。

特色

特色とは、印刷においてCMYKプロセスカラーで表現できない色を印刷するためのインクのことを指します。 スポットカラーや特練色とも呼ばれており、フルカラー印刷のほかに1、2色だけで使用することが多くあります。
蛍光色やメタリックカラーはもちろんのことですが、パステルカラーや鮮やかな黄緑色といった、鮮やかさに こだわる色の時に使われます。特色印刷をする際はDICのカラー見本で指定して作業を進めます。

トレース

トレース、(英語:trace)とは絵における模写あるいは複写の一種のことを指します。元になる絵をそのまま別の 紙に写す写し取ることを指しますが、デザインの世界においては、筆書きの文字やイラストの写真データ及び ファックスでのデータをイラストレーター上で点と点をなぞっていく作業のことをいいます。
当捨て看板工場では、お客様からお預かりした、デザインに反映したい手描きの筆文字などを有料にはなりますが 受け付けております。

入稿

特注の捨て看板のデザインデータを、当社に送って頂く際に使われる用語で、「原稿を入れる」ことから、このように 呼ばれています。
PDF(PDF) は、アドビシステムズ社が制定したファイルフォーマット及び、その関連技術のことを 指し、Portableの名の通り、可搬性を重視しておりコンピュータ上のファイル(電子ドキュメント)を扱う為の ファイルフォーマットの1つとして広く普及しています。当捨て看板工場では最近、主流になりつつある 保存形式です。

捺染

染料や顔料を捺印して柄や文字をつけ、熱処理等の加工を施し、布に染着させていく方式です。 捨て看板の印刷にはこの染色方法が多く用いられます。

線数

スクリーン線数とは、印刷の精度を表す尺度です。単位はlpi (line per inch)と表記されます。 従来は長さあたりの網点の密度ことをいいますが、網点を使わない印刷にも適用されます。

尚、ピクセル密度 『単位: ppi (pixel per inch)』や、ドット密度『単位: dpi (dot per inch)』は別の尺度になるので単純な換算 行えません。「スクリーン線数」とは量、「lpi」は単位だが、しばしば混用されます。「lpiで表したスクリーン線数」を 単にlpiと呼ぶこともありますが捨て看板での4色分解又は、アミ版の印刷での線数は75線が一般的です。

ターポリン

Adobe社で販売されているイラストやパッケージなどを制作する際に使用するデザイン作成・編集ソフトです。捨て看板工場のデータ入稿の際にもAIデータとして利用されています。

illustrator

一般的に多く用いられる生地で、軟質塩化ビニールやテント生地と呼ばれます。とても耐久性に優れているのが特徴で、屋外において長期的に掲示する事に秀でています。頑丈ではありますが、ある程度の重さも持っています。

不織布

織る、編むという工程を経ないで作成される布を言います。繊維同士を直接結合させて生地を作り出します。

トロマット

生地が厚く、耐久性があるので、屋外での使用に向いています。発色が鮮明なので、写真等きめ細かい表現が可能です。

シルクスクリーン印刷に必ず使われる用具です。木またはアルミで出来た枠にメッシュを貼り、インクを刷り込んでいきます。

画像解像度

解像度とは、画像データのきめ細かさを数値で表した値です。ppiという単位で示されます。


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